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USPで日ブラジル際シンポ=進出企業向けテーマ多数

伯日比較法学会の皆さん

伯日比較法学会の皆さん

 日伯両国の法律・文化交流を推進する「日本ブラジル国際シンポジウム」が18~20の3日間、USP法学部キャンパス(Largo Sao Francisco, 95, Centro)で開催される。日ポ同時通訳付。参加無料。
 2年前に日本で設立された日伯法律文化協会と、当地の伯日比較法学会(以下、伯日学会)初の共同事業。伯日学会は慶應とUSP法学部が81年に学術協定を結んだことを受け、同年から活動している。
 初日は午後7時からメインホールにて、外務省のジョゼ・アウフレド・グラッサ・リマ局長(対アジア政策担当)、梅田邦夫大使らが120周年をテーマに記念講演を行なう。またUSPと慶應大の全学交流に向け、協定調印式も実施する。
 二日目は1階講堂で「裁判外紛争解決手続き(ADR)」「競争法」「日伯2国間における司法共助」、三日目は「民法および消費者法の契約改正」「M&A」「コーポレートガバナンスとCSR」など進出企業向けテーマを取り上げる。両日とも午前9時半~午後6時まで。
 また、シンポに先立ち初日午後6時から、記念展示会のオープニングもある。田村幸重、森本アントニオ、須貝アメリコ氏など、USP法学部を卒業した著名な日系人をパネルで紹介する。
 伯日学会からニウソン・シウヴェイラ会長、大原毅評議員長、渡部和夫元会長が来社し、「日伯法律文化協会の方が一生懸命準備しました。誰でも参加できるので是非と」参加を呼びかけた。
 申し込み、詳細は伯日学会(電話=11・3170・1133/5042・1133、Eメール=inscricoesidcbj@gmail.com)まで。