ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 サンパウロ市内では今後、多くの通りで速度制限が50キロ以内に変更される。きょう15日からは北部サンターナのブラス・レメ大通りと南部ヴィラ・マリアーナのセナ・マドゥエイラ通りが対象となる。また週明けの17日からはイジエノーポリスのアンジェーリカ大通りをはじめ、セントロを中心に四つの大通りと一つの通りが対象となる。また、9月には、北部と南部で、サントス・ドゥモン大通り、チラデンテス大通り、ヴァーレ・ド・アニャンガバウー、5月23日大通り、ワシントン・ルイス大通り、インテルラゴス大通りなどを含む、計9の大通りが対象とされる。これらの対策の結果やいかに。
     ◎
 フェルナンド・ハダジサンパウロ市市長は、サンパウロ市セントロのリベルダーデ地区にある3月31日高架橋の改名に向けて市議会にかけあいはじめている。この名前は1964年に軍部がクーデターを起こした日付だ。市長の提案が承認されれば、同高架橋には、軍政時代の政治犯の恩赦を求めて戦い、昨年逝去した女性弁護士、テレジーニャ・ゼルビーニ氏の名前がつけられる見込みだ。これを筆頭に、市は計22の軍政絡みの名を持つ通りの改名を行いたいとしている。
     ◎
 昨日のサッカーのセレソン召集に続き、ドゥンガ監督は9月8日に行われる五輪セレソンの召集メンバーを発表した。今回は22人のメンバーのうち12人が国内から選ばれたが、そうなると気が気でないのが、全国選手権を争う各チームだ。いずれのチームも、少なくとも22~24節の試合が行われる時期に、セレソンに主力選手を奪われることになる。