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 今日のサンパウロ市では、主要な公園にスケートボード(スケボー)の練習場があり、歩行者天国時にスケボーができる通りもあるが、16日付アゴラ紙によると、現在は、50~60歳代のスケーターが若者ばりの格好で練習する姿も珍しくないという。彼らは実は「スケボー第1世代」で、この文化が輸入された際に最初に触れた世代だ。「昔は本当にマイナーな存在だった」「道で滑ると違法でジャニオ・クアドロス(80年代の市長。元大統領)に見つかって没収されたこともある」と彼らは同紙に語っている。「今は自由になってうれしい」と語る彼らだが、「若者みたいに激しい動きはできないけどね」とも語っていた。
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 フェルナンド・ハダジサンパウロ市市長は14日、サンパウロ市の保健局長に、第1期ジウマ政権で保健相をつとめ、「マイス・メジーコス」の採用で知られるアレッシャンドレ・パジーリャ氏を任命すると発表した。これは、それまでの保健局長のジョゼ・デ・フィリッピ・ジュニオール氏が、ジアデマ市の市長選に臨むためだという。パジーリャ氏は保健相を辞任し、昨年のサンパウロ州知事選に立候補したが3位に終わり、政庁間調整局長を務めていた。
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 サッカーの全国選手権は16日で折り返し地点となる第19節が終わったが、コリンチャンスが現時点で2位のアトレチコ・ミネイロに勝ち点差4をつけてトップに立っている。また、パルメイラス、サンパウロがそれぞれ5、6位で、リベルタドーレス杯進出圏内の4位以内まで両チーム共に勝ち点差2の好位置につけている。サントスは12位となっている。