平野運平の生涯を描いた醍醐麻沙夫氏の著書『森の夢 ―平野運平と平野植民地の物語―』(初版1979年、216頁、パウロス美術印刷)が、サンパウロ市文協事務局にて無償配布されている。限定80冊。
同植民地が今年で入植百周年を迎えたことから、農業技師の続木善夫さんが「歴史を残さなくてはならない」と自身が所持していた同著の配布を決めた。
移民の通訳だった平野がグァタパラから約20人と共に入植し、34歳でその生涯を終えるまでを、当時を知る関係者の取材を通し詳細に描いている。
希望者は文協(11・3208・1755)まで。
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