【既報関連】サンパウロ市のアニェンビーで開催されたラ米初の国際技能競技大会(技能五輪国際大会)は、16日にイビラプエラ体育館で行われた表彰式で閉幕し、ブラジルはメダル数で59カ国中1位の好成績を収めたと18日付伯字紙などが報じた。
同大会には、世界各地の職業訓練校で学ぶ、16~22歳の若者1千人余りが参加した。ブラジルは17~22歳の56人が参加し、全国産業職業訓練機関(Senai)サンパウロ州バウルー校在籍、自動車部門に出場して最高得点者ともなったルイス・マシャド・ジュニオル氏らが、金11、銀10、銅6の計27個のメダルを獲得。4位に当たる優秀賞も18人いた。
最終的には、金メダル数では韓国の13個に及ばなかったものの、メダル総数では金13、銀8、銅5の計26個だった韓国などを上回った事で、ブラジル関係者は、初開催でメダル数1位、初の最高得点者獲得などの快挙に連続に歓喜した。
ブラジルの職業訓練校在籍者は青年層の8%で、関係者達は、今後も、連邦政府のPronatecやサンパウロ州のFatec、Etecのような制度を拡充し、技能者を育てる事が必要だと述べている。
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