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液化バルク・ターミナルで爆発=作業員2人が巻き込まれ死亡

 エスピリトサント州ツバロン港の液化バルク・ターミナル(TGL)で26日午前10時過ぎ、爆発事故が起こり、作業員2人が死亡した。
 事故が起きたTGLは液化石油ガスを貯蔵するバルク貯槽が集まっており、ペトロブラス社(PB)の貨物を集積するターミナルの中にある。
 PB傘下のBRディストリブイドーラ社によれば、死亡した2人は外注企業のJB社から派遣された作業員で、事前にプログラミングされていた保守作業中に事故に巻き込まれたという。
 鉱物や石油製品の販売に携わる労働者組合(Sintramico)によれば、別の作業員1人も重体で、病院で治療を受けているという。同組合はかつてから、TGLを含む港湾地区での作業を外注の作業員に任せる事に反対し、労務省に監査の強化を求めていた。
 事故の原因はまだ不明だが、爆発後は黒煙が激しく立ち上り、その衝撃はヴィトリア市内でも感じられたという。(26日付G1サイト、フォーリャ紙サイトより)