住友化学が26日、農薬などの開発・分析を行う南米リサーチ・センターをブラジルに設立すると発表した。日本の各紙が報じた。同センターは住友化学グループの中南米初の研究開発拠点。精密な評価試験により、現地に合った製品の開発を加速させる狙いとか。ちなみに同社は遺伝子組み換え作物の種子販売で巨利を得ている米国モンサントと戦略的パートナーシップを組んでおり、どうやら当地で開発された農薬は後々モンサントの雑草防御体制に組み込まれるよう…。この拠点設置がどのような進展をもたらすのか。本当の意味での農業発展を助ける結果になればいいが。