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LJ=連警がジルセウらを告訴=アングラ3関連者は起訴=レナン上院議長も事情聴取に

 連邦警察が1日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)第17弾で逮捕され、クリチバで身柄を拘束中のジョゼ・ジルセウ元官房長官や、労働者党(PT)元中央会計のジョアン・ヴァカリ・ネット被告ら計14人を告訴したと2日付伯字紙が報じた。
 ジルセウ容疑者の告訴は、別件で裁判を受けているロビイストのミルトン・パスコヴィッチ被告の報奨付供述に基づいて行われた。連警は、同容疑者が官房長官退任後も影響力を駆使し、メンサロン事件の裁判中も含め5900万レ超の賄賂を受け取っていたとして、収賄と資金洗浄、犯罪組織の形成と指揮、文書偽造の容疑で告訴した。同氏と兄弟が共同経営するJDコンスルトリア・エ・アセソリア社は09~14年に3400万レの収入があり、同氏の収賄額は8400万レに達する可能性もある。
 同氏と共に告訴されたのは、同氏の兄弟や娘、ヴァカリ・ネット被告、ペトロブラス(PB)元サービス部長のレナト・ドゥケ被告、PBとの契約企業エンジェヴィクス社役員ら13人だ。
 また、レナン・カリェイロス上院議長は1日、連警で1時間半事情聴取を受けたが、トランスペトロ社社長の慰留を図った事などを含む疑惑について、全てを否定した。
 ルーラ前大統領はABC地区で同日開かれた金属労組の集会で、「PTは大家族だから、過ちを犯す人がいても不思議はない。過ちを犯したらそれを償うべきだ」と語った。また、疑惑企業からの政治献金については、フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ元大統領も退任前、FHC研究所設立資金として企業家から寄付を募っており、同じ事をしているとした。
 他方、連邦検察庁は1日、LJ第16弾で逮捕したエレトロヌクレアール社のオトン・ルイス・ピニェイロ・ダ・シウヴァ元社長や、アンドラデ・グチエレス社のオタヴィオ・アゼヴェド社長らを贈収賄と犯罪組織形成、資金洗浄容疑で起訴した。シウヴァ容疑者はアングラ3原子力発電所建設で450万レを受け取ったとされている。
 1日は下院の議会調査委員会がオデブレヒト社社長のマルセロ・オデブレヒト被告らを証人喚問したが、オデブレヒト被告は密告すべき情報なぞないし、倫理観にも反するから報奨付供述に応じる気はないと答えた。

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