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UP社営業停止通達される=保険顧客の引継ぎ始まる
2日、国家医療サービス監督庁(ANS)が、医療保険会社ウニメジ・パウリスターナ(UP社)に、74万人の顧客を他の医療保険会社に移行させるよう命じたと政府官報に掲載した。
ANSは文書で、UP社は09年より監査を受けており、経営状況にも患者の対応にも問題があると判断してこの決定に至ったとし、UP社に対しては通達を受け取った後、30日以内に、全ての顧客の引き受け先を見つけるように交渉するよう命令した。
UP社の顧客を引き継ぐ意向のある医療保険会社には、財政状況が健全であることを証明し、顧客に不利益が発生しないように契約を引き継ぐ事が求められる。
71年に設立されたUP社は、数年来の財政危機に瀕しており、14年決算を1億6900万レアルの赤字で終え、2億6300万レアルの税の滞納もある。
UP社は全国に351の協力医療施設を抱えるウニメジの中で4番目の規模を持ち、昨年の報告によれば、2300人以上の協力医師、213カ所の診療所、87の指定病院を持ち、420万件の診療を行っている。
伯字サイトの取材によれば、UP社はANSの決定を顧客や仲介業者に通知しており、既存の医療サービスは引受会社移行の時まで継続する意向を明らかにしている。
ANSのデータによると、UP社との契約者は大半がサンパウロ市在住で、78%は企業単位の契約プランとなっている。