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ロック・イン・リオ=3日からギターの競売開始=900万本の植樹を目指し

 今年のロック・イン・リオは18日から27日に開催される(21日から23日は休演)が、3日からは出演者らのサインの入ったギターの競売が始まっている。この競売は、リオデジャネイロ州のグアンドゥ川流域に植樹を行うための資金作りが目的だ。
 グアンドゥ川は同州のメトロポリタン地域に水を供給しており、植樹の目標は900万本。同プロジェクトには、リンキン・パーク、マルーン5、モーターヘッド、オズワルド・レニネ、オス・パララマス・ド・スセッソといったアーチストが参加を表明済みだ。
 競売はサイトwww.esolidar.com/rockinrioで行われ、ファンの目の前でギターにサインをする予定のアーチストもいる。競売開始時の価格は500~1500レアルで、ギター毎に異なる。
 ファンの前でサインすると申し出ているのは、システム・オブ・ア・ダウン、レニネ、A‐ha、ワン・リパブリック、デ・ラ・ティエラ、パララマス、CPM22などで、ショー開催日にサインを行う。
 既にギターへのサインを済ませたアーチスト達は、クイーン+アダム・ランバート、リンキン・パーク、ザ・オフスプリング、マルーン5、モーターヘッドなどで、最も高い値段をつけた人が購入できる。
 「こういった大規模なイベントでこのような企画をたてれば、皆が環境に関心を持ち、今後に命をつなぐ事になる」と言うレニネは、同プロジェクトの発起人の一人でもある。
 このプロジェクトの後援者はコンサベーション・インターナショナルとE研究所で、競売で得た資金で植樹を行う場所は、シダーデ・ド・ロックにおかれたタブレットに組み込まれた曲名当てクイズに参加した人達がグアンドゥ川の流域の地図にマークして決めていく事になる。(2日付G1サイトより)