2日、環境問題に関する報道をテーマとする第3回テトラ・パッキ環境ジャーナリズム賞の授賞式が行われ、リオ・グランデ・ド・ノルテ州連邦大学学生のマリーナ・カルドーゾさん(20)が、苦しむ乾燥地帯での牧畜、食物供給システムに不可欠なヤシの灌漑用水に再生水の利用を提唱したレポートで大賞を受賞したと3日付エスタード紙が報じた。
カルドーゾさんには、米国テキサス大学オースティン校ナイトセンターの報道学コースで1週間の研修を受ける権利と、最終選考に残った応募者らとパラナ州を訪れ、森林・環境保護、リサイクルの取り組みを見学する機会が与えられる。
1日にサンパウロ市のエスタード紙本社で行われた最終選考には、カルドーゾさんの他、アナ・パウラ・ビンバッチ(パウルス通信技術大学)、エメリーニ・ドミンゲス(ヴァーレ・ド・パライーバ大学)、ジョヴァンナ・ファブリ(サンパウロ州カトリック総合大学)、パウロ・エドゥアルド・ベラルド(サンパウロ州立大学)、サラ・アビド(サンパウロ州カトリック総合大)の各氏が参加した。コンクール参加者は計200人を数えた。
「リオ・グランデ・ド・ノルテ州の現実から離れ、ブラジル最高のジャーナリズムのプロの現場を見られて最高だった。テキサスでの研修は貴重な経験になる。テトラパッキ賞受賞は大きすぎで受け止めきれない」と喜びを語った。