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左から曹洞宗宗務庁の小枝崇徳さん、市川住職、佛心寺の田原良樹さん
左から曹洞宗宗務庁の小枝崇徳さん、市川住職、佛心寺の田原良樹さん

曹洞宗佛心寺=南米巡回法話はじまる=青森の市川住職が7都市で

 曹洞宗・南米別院佛心寺による「巡回法話」が5日から始まる。特派布教師として青森県昭伝寺の市川公淳住職(62、青森)が来伯、20日までに7都市10カ所を巡回する。
 妻の祖父母がブラジル移民だったことから、「ずっと来たいと思っていた」と市川さん。「移民史料館等を見学し、移民がどんな思いで生きたかを学んで帰りたい。サントスの慰霊碑で法要もしたい」と話す。
 今回は、人と人が分かち合い、慈しみあいながら幸福に生きるための智恵「布施行」について語る。参加無料。
 日程は次の通り▼5日=ポルトアレグレ市慈水禅堂で午後7時半▼7日=同市ヴィラ禅で午前10時半▼9日=サンパウロ市フォルモーザ区で午後▼10日=サンパウロ市第三アリアンサ地区で午前10時▼11日=ラビーニャ市で午前・午後▼カッポンボニート市で午前10時▼サンパウロ市佛心寺で午前10時▼ブラガンサパウリスタ市で午後6時▼サンパウロ市天隋禅堂で夕方▼モジ市禅源寺で午前11時。
 詳細は南米別院佛心寺(11・3208・4515)まで。