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リオ五輪マラソンで日系社会PRを!

 先月に開催された世界陸上で、女子マラソンの中継を見た。中国で開催された同大会には、沿道にも多くの観客がいたようだ。ふと思ったが、リオ五輪のマラソンで当地日系社会をアピールできるのではないか。
 昨年のW杯ブラジル大会では、レシフェ文協が主導し日の丸手袋を5万枚作製した。だが、席が散らばったせいか、あまり目立たなかった。マラソンなら集団で日の丸を振れば、かなり人目を引くに違いない。
 選手への直接の応援につながるし、マラソンは入場券も必要ない。42キロの競技中、移動すれば何度かアピールできるかも。男女とも最大3枠で早速、伊藤舞選手=奈良出身、徳島在住=が内定した。
 まずは出身の県人会が動いてはどうか。大勢でなくとも、2人で横断幕を掲げるだけで効果的。『奈良』などの文字がテレビに映れば、日本でも話題になりそう。(祐)