先月、青少年の自殺最多日は9月1日だと日本内閣府が発表した。1972年から40年間で1万8千人の青少年が自ら命を絶ったが、人数の多さでは9月1日の131人が1位、2位は4月8日、3位は9月2日といずれも長期休暇明けだった。昨年は、10~19歳の青少年の死因1位に自殺を記録。この衝撃のニュースは今月、G1やEXAMEなど当地大手メディアでも報道された。他サイトでは「親の期待が高すぎるのも原因」「完璧主義の裏返しで自尊心の低さが根底にある」「先進国で自殺するか後進国で殺されるか、どっちがいい」など鋭いコメントの応酬も。〃自殺大国〃の不名誉な呼び名が更に定着か…。
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編集部御用達の台湾系スイーツ店「Alteza」に約1カ月ぶりに立ち寄ると、接客係りの台湾系二世の美女から「この前あなた3レアル多めに支払ったわよ」と言われた。どうやら値段を聞き違えて余分に支払ったらしく、今回の会計から値引きしてくれた。うかうかしていて余分に支払わされることはあっても、その逆はまずないので思わず感動。しかも実はコラム子、昨日外食した際、さるレストランで10レ余分に出たつり銭を無言で頂戴したばかり。郷に入っては郷に従えをどこまで適用するべきか―と言い訳がましく考え込みつつも、やっぱり二世世代になっても母国の価値観を維持する彼らが少し清らかに見えてしまった。