10月から開幕する2018年ロシアW杯南米地区予選を目前に控え、サッカーブラジル代表〃セレソン〃が、5、8の両日に米国で親善試合を行ったと、6、9日付伯字紙が報じた。
ブラジルセレソンは5日にニュージャージーで行われたコスタリカ戦を1―0、8日にボストンで行われた米国戦を4―1と2連勝で飾った。
今回の米国遠征は、6月にチリで開催されたコッパ・アメリカで受けた退場処分に伴う出場停止処分が2試合残るネイマールの代役を探す事が最大のテーマだった。
14年W杯以来、新体制では初めての出場だったが2試合で2得点のフッキ、国内組で抜擢されたサントスFCのルーカス・リマらの活躍がみられたが、ネイマールが米国戦の後半から出場してPKを含む2得点と、その存在の大きさを見せつけたため、「彼抜きのチームは凡庸」(エスタード紙)、「ネイマールとその他10人」(フォーリャ紙)と評するメディアもあった。
W杯予選初戦の対戦相手はコッパ・アメリカで初優勝して勢いに乗るチリで、10月8日に敵地で対戦。親善試合12連勝中のセレソンを「親善試合の王様」(エ紙)と揶揄する声もある中、片肺状態で試合が始まる。
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