8日にサンパウロ州で降った強い雨は、主要6水系にも反映され、全水系で貯水率の上昇を記録した。降水量そのものも、最も少なかったカンタレイラでさえ、今年同水系が1日で記録した量としては最多となる45・8ミリで、最も降ったリオ・クラーロでは67・6ミリだった。月間累計でも、3水系が既に9月の月間降水量を超え、10%台の低水位ゆえにスポンジ効果で吸収されやすいカンタレイラで0・4%ポイント、アウト・チエテでも0・7%Pの上昇を記録。グアラピランガの水位は70%台に復帰した。予報では別の寒冷前線が接近するため週末まで雨は続くと見られており、注意が必要だ。
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サンパウロ市東部ベレンの市警第5警察署内部で録画された、淫らなパーティの映像が7日に出回り物議を醸した。これは麻薬対策課主任警部(女性)の部屋で大音量で音楽を流しながら飲めや騒げの誕生パーティが行われたもので、外部から招かれた小柄な男性がストリップの真似事をする姿も映し出されていた。ビデオの検証や事実関係の捜査を5月に始めた市警監察局は違反行為などはなかったとお蔵入りを決めたが、アウキミンサンパウロ州知事は「パーティは結構だが公職の場ではいかがなものか」と苦言を呈した。
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8日の米国とのサッカー親善試合で2得点を決め、セレソンの勝利に貢献したネイマール。これでセレソンでの通算得点は46点となり、歴代4位のジーコにあと2点に迫った。現在はまだ23歳7カ月だから、ロマーリオの55点やロナウドの62点、ペレの77点に追いつき、追い越すのも時間の問題か。