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東西南北

 15日午前8時30分頃、サンパウロ州ボツカツの州道300号線で、自動車がトラックと正面衝突して大破したが、2歳の女の子がかすり傷だけで助かり、マスコミをにぎわせた。調べによると、その女の子の母親は同州道で誤って反対車線に入ってしまい、正面から来たトラックと衝突した。この激突で車は大破し、母親を救出するのに救助隊が車の上部を切断しなければならないほどだったが、女の子はチャイルド・シートのベルトを締めていたおかげで多少のかすり傷のみで済んだ。母親は入院を余儀なくされたが、事件を報じた記事でエンジンルームや扉が潰れ、屋根が切り取られた写真を見る限り、助かったのは奇跡だった。
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 15日午前、CPTM11号線で、18歳の女性乗客が車内でわいせつ行為にあい、加害者のCPTM職員(54)は他の乗客から殴られたりした後、タトゥアペ駅で逮捕された。加害者は満員電車の中で被害者の体に触れ、女性の服に射精したという。わいせつ行為に気づいた女性が「助けて。誰か緊急ボタンを押して。この人がしていることを見て」と叫んだため、周囲の人が加害者を引き離し、暴行を加えはじめた。痴漢被害には声に出して訴えることがやはり大事か。
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 15日午後、サンパウロ市のルス区ペドロ・ヴィセンテ通りで、自転車で走行中の35歳の男性がトラックに轢かれ、死亡する事故が起きた。男性は自転車道を走っていたが、通りを横切ろうとして車道に入り、トラックに接触し、車の下に巻き込まれた。トラック運転手は信号待ち後に発進したばかりで、過失はなかった。