日本政府の広報施設ジャパンハウスの事業主が、広告代理店最大手の電通に決まった。いよいよ16年度内開設に向け本格的に動き出す。
最大の課題は何度も足を運んでもらうこと。そのためには飽きさせない常設物に加え、現地の需要や嗜好を的確に把握し、それに沿った多数のイベント実施が必要だ。
和食普及のために日本食店は常設されるだろう。そこで民謡・民舞、琴、太鼓などの芸能アトラクションを週替わりで披露できないか。ちょうどブルーツリーホテルで正月、琴を聞きながらおせち料理を提供するイメージだ。
コロニアには芸達者が多い。こうした出し物が実現すれば、若手もそれに続けと、日ごろの練習にも精が出るはず。登竜門のような位置づけにもなるのでは? ジャパンハウスには、コロニア活性化という副作用、好循環効果も期待した。(祐)
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