サンパウロ市は有名な美術館や博物館が多く、これといったレジャー地のないサンパウロにとっては大事な観光スポットとしての役目も果たしている。そんなサンパウロの美術館や博物館中、五つが「南米のミュージアム ベスト25」に入っていることがわかった。
それはブラジルの旅行サイト「トリップ・アドバイザー」が旅行者を対象に行った調査で明らかとなった。
この調査で1位になったのはペルナンブッコ州レシフェにある「リカルド・ブレナンド研究所」で、2位にはミナス・ジェライス州ブルマジーニョ市のイニョチム、3位にはアルゼンチンはブエノス・アイレスのラテン・アメリカ美術館が入った。
だが、数で圧倒したのはサンパウロだった。最上位は5位のポルトガル語博物館、7位に州立ピナコテカ美術館、10位にサッカー博物館、11位にカタヴェント文化教育博物館が入った。サンパウロで最大規模のサンパウロ美術館(MASP)は、意外にも市内で5番目、全体では17位だった。
リストではブエノス・アイレスやチリのサンチアゴ、コロンビアのボゴタにある美術館が健闘していた。
なお、今回上位に入ったサンパウロ市内の美術館はいずれも地理的に比較的近い場所にあり、休日を利用してはしごするのも決して不可能ではない。
なお、ブラジル国内ではそのほかにも、6位にパラナ州クリチバのオスカー・ニーマイヤー博物館、13位にリオデジャネイロ州ペトロポリスの皇帝博物館、15位にリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレのカトリック大学科学と技術博物館、18位にレシフェのカイス・ド・セルトン博物館、19位にリオデジャネイロ市コパカバーナの要塞と陸軍歴史博物館が入っている。(22日付エスタード紙サイトより)
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