沖縄県公式HPの「海外沖縄県人会名簿」によると、その数は88団体に上り、欧州、オセアニア、アフリカにまで及んでいる。移住者の多かった北米では子弟たちが中心となり、なんと53団体が結成されている。興味深いことにブラジルは名簿上、県人会本部とカンポ・グランデ支部の2団体のみ。北米はバラバラに活動しているので登録数が多く、ブラジルは本部が統括しているので団体数としては少ない。今月中旬には『世界若者ウチナーンチュ大会』がフィリピンで開催され、各地から参加があった。来年10月には4年ぶりの『世界のウチナーンチュ大会』だ。24時間、世界のどこかで子孫が母県に思いを馳せている。