サッカーブラジル全国選手権1部で首位を快走するコリンチャンスの監督チッチが、イタリアの主要スポーツ紙のインタビューに答え、これまでに日本、パラグアイ、ペルーの3カ国の代表チームから監督就任の打診があったことを明かした。
12年にはコリンチャンスを率い、南米クラブ選手権、リベルタドーレス杯、クラブW杯を制した同監督は、将来はイタリアかスペインの代表を指揮してみたいとの思いも打ち明けた。
「将来は代表チームを率いてみたい。必ずしもセレソン(ブラジル代表)でなくても良い。出来ればスペインかイタリアが良い。でもそれも18年までのコリンチャンスとの契約が終わってからの事だ。私の契約は毎年見直しの条件込みで、あと3年残っている」と語った。
昨年のW杯後、セレソンの監督に選ばれなかった事に失望した事を同氏は隠さなかった。
「正直期待は大きかった。それまでのコリンチャンスとインテルの仕事ぶりを評価して、私を推してくれる人は多かったから」と振り返る。
チッチはコリンチャンスの選手達からの信頼も厚い。昨年は控えに甘んじたが、今年に入って躍進の背番号10、ジャジソンは今年の好調を「9割方監督のおかげ。チッチは特別な監督だ。選手の事をよく理解しているし、隠し事はせず、目を見て話してくれる。彼を悪く言う選手は1人もいない。(去年に比べ、今年)大復活の僕が良い例だ」と賞賛した。(9月30日付アゴラ紙より)
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