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ブラジルを代表する大御所女優フェルナンダ・モンテネグロ(左、Fernando Frazão/Agência Brasil)
ブラジルを代表する大御所女優フェルナンダ・モンテネグロ(左、Fernando Frazão/Agência Brasil)

国際エミー賞のノミネート発表=今年も好調なブラジル勢

 5日、テレビ業界において権威ある賞、「エミー賞」の国際版、「国際エミー賞」において、ブラジルから、グローボ局のノヴェーラ「インペーリオ」や、大御所女優のフェルナンダ・モンテネグロなどがノミネートされた。
 この国際エミー賞は、毎年9月に発表される、アメリカのテレビ番組を対象としたエミー賞の国際版で、5日にニューヨークのテレビ芸術科学アカデミー(IATAS)が発表したのは、11月23日に行われる今年度版の最終候補だ。
 ブラジル勢は国際エミーの常連国のひとつで、特に、1週間の帯の時間帯で放送のドラマ、「ノヴェーラ」の部門では受賞することが少なくない。今年はグローボ局の人気ドラマだった「インペーリオ」がノミネートされている。同局からは昨年も同部門で「ジョイア・ララ」が受賞しており、2年連続受賞の期待がかかっている。
 また、13年に「主演女優賞」を受賞した大ベテラン、フェルナンダ・モンテネグロが2年ぶりにノミネートされた。彼女はその2年前に同賞を受賞しているが、今回もそのときの受賞作、ミニ・シリーズの「ドッセ・デ・マイン」で2度目の栄誉を狙っている。
 フェルナンダは映画「セントラル・ステーション」での演技で1999年に、世界の映画界最大の祭典、アカデミー賞において、ブラジル人俳優としては今日に至るまで唯一のノミネートを果たしている。
 また、「ドッセ・デ・マイン」はコメディ部門でもノミネートされている。
 その他には、有料局のHBOブラジルのドラマ「PSI」がドラマ部門に、同ドラマの主演俳優エミリオ・デ・メロが主演男優賞にノミネートされている。(5日付G1サイトより)