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東西南北

 ジウマ第一期政権で官房長官をつとめたグレイシー・ホフマン上院議員は5日、連邦政府の粉飾会計疑惑の審議で報告官をつとめるTCUのアウグスト・ナルデス判事のことを「議会の野党勢力のようであり、会計を審査する人のように振舞っていない」と批判した。この言葉は、上院の野党勢力や独立系の党の議員から強い反発を受けた。これまで、「ジウマ大統領の弁解が必要」と先延ばしにしてきた上に、今になって審査する人の資質の批判ではジウマ政権の印象も良くはならないはずだが。ましてやグレイシー氏は、ラヴァ・ジャットの疑惑をかけられた政治家。逆効果に拍車をかけかねないが。
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 6日、「米国、日本を中心に12カ国加盟の環太平洋パートナーシップ合意」「合わせて世界GDPの36%を占める一大貿易ブロック誕生」「ブラジルあぶれて一大事」と刺激的な言葉が現地紙上をにぎわしたが、名門紙フォーリャは、肝心の〃TPP〃を〃TTP〃と間違えて載せてしまった。良く知らないのか、それとも動揺しすぎて間違えたのか。同日付ヤフー・ブラジルの検索語ランキングでは、国民の関心は芸能、スポーツに向いたきりだった。
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 ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が7月に、サンパウロ市地下鉄、CPTMなどに関する書類を「極秘事項」として処理していたことがわかった。この手続きを取ると、向こう25年、つまり2039年まで、「なぜ工事が遅れているのか」などの理由を知ることが出来なくなる。それより前に、25年後までに現在の計画が完遂しているかの方が気になるか。