10~12日までの連休中、ブラジル内の主だった天気予報の機関はどこも「サンパウロ市はずっと雨」との予報を出していたが、結果はほとんど降らずに終わった。連休前に、一部の予報で「北東伯から伸びた高気圧によるブロッキング現象がリオ付近まで来ている」と報じていたが、その影響はサンパウロ州までは及ばないと見られていたのに、結果的にはまともに影響を受ける形となった。南東伯はエル・ニーニョで干ばつが起きている北東伯と、大雨となっている南伯の間に囲まれている。サンパウロ州は後者側との見方もあるにはあるが、夏に向けて怖いのはこのような北から南下したブロッキングだ。乾燥猛暑か豪雨かの二者択一とは憂鬱なものだ。
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13日付アゴラ紙によると、アパレシーダに巡礼した人たちが、聖母マリア像に対し祈った内容に「危機からの脱出」が目立ったという。特に雇用に関しては深刻で、自身や身内が職を得られるよう願う人、または、仕事が幸運にも得られたことに感謝を示す祈りなども目立っていたという。最もブラジルは、政治、経済と危機だらけの状況。今年こそ、同地を訪れて恩恵を求めたかった政治家や企業関係者も多かったのではないだろうか。
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「セレソンよりも、おらがチーム」のサッカー・ファンにとって、この連休中は全国選手権がなく物足りなかったことだろうが、同選手権はきょうから再開。きょうはパルメイラスが本拠地でポンテ・プレッタと、サンパウロが敵地でフルミネンセと対戦。明日は首位コリンチャンスが本拠地でゴイアスと、サントスが敵地でグレミオと対戦する。
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