5日からの「こどもの日」商戦は過去6年で最悪だったと14日付エスタード紙が報じている。
サンパウロ商業連盟によると、今年の子供の日商戦の売上は、インフレ調整済みで昨年比14・2%減だった。
クレジット保護サービス(SPC)は、全国の売上は昨年同期比8・95%減り、過去6年で最低と発表。セラーザ・エクスペリアン社の調べでは、全国の売上は昨年比4・7%落ち、2006年以降で最悪だった。
全国商業連盟(CNC)の集計はまだだが、こどもの日は昨年比2・8%減、クリスマス商戦も昨年比4・1%の落ち込みを予想している。CNCによれば、今年はパスコアで1%、母の日で0・3%、恋人の日で1%、父の日で1・9%売上が減っている。
売上減は雇用不安やクレジット抑制に伴う分割購入減や購買力低下によるもので、ドル高の影響を受けるクリスマス商戦も厳しくなる見込みだ。
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