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重機で瓦礫を取り除く消防隊=(Tania Rego/Agencia Brasil)
重機で瓦礫を取り除く消防隊=(Tania Rego/Agencia Brasil)

リオ市北部=19日未明に爆発事故発生=負傷者8人さらに増加見込み

 19日未明、リオ州リオ市北部のサンクリストヴァン地区で爆発が起き、商業施設や住居が損壊したと同日付伯字サイトが報じた。同日午後5時現在の報道では、少なくとも8人の負傷者が瓦礫の中から救出された。リオ市防災局によると、この爆発でレストラン2軒と薬局1軒を含む14の建物が全壊、53の建物への立ち入りが禁じられた。12の建物は更に損壊する可能性がある。
 負傷者8人の内、1人は現場での手当てだけで帰宅を許され、残りの7人はリオ市中心部の市営ソウザ・アギアール病院に搬送された。午後2時現在も入院しているのは、9歳の女児と84歳の男性の2人のみとなっている。
 爆発の原因は未だ不明だが、消防隊はガス漏れの可能性が高いと見ている。爆発は午前3時頃に発生したが、規模が大きかった事と深夜だった事で、現場から6キロ離れたスマレー地区でも爆発音が聞こえた。消防は、事故が違法ガスボンベによって引き起こされたという線で調査している。
 市政府によると、爆発の影響を受けた建物は正規のガス管のネットワークに接続されていなかった。エリア内のガスはリオ州ガス会社(GEC)により遮断された。
 リオ市オペレーション・センターは、消防隊の救出活動支援のため、現場付近を通行止めにした。午後0時半現在で、既にトラック7台分の瓦礫が運び出されている。