ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | リオ五輪施設ピンクに染まる=乳がん撲滅運動に参加
ピンク色に光るオリンピック・パーク(Dhani Borges/PCRJ)
ピンク色に光るオリンピック・パーク(Dhani Borges/PCRJ)

リオ五輪施設ピンクに染まる=乳がん撲滅運動に参加

 リオ市南部のバーラ・ダ・チジュッカに建設中のオリンピック・パークでは週末から、リオ五輪をおよそ10カ月後に控えるアリーナ・カリオカ1~3がピンク色に染まっている。
 照明テストを兼ねたライトアップは、10月の1カ月間、世界的に展開されている「乳がん撲滅キャンペーン」の「ピンクリボン運動」にちなんだもので、連邦議会なども10月中はピンク色に照らされている。
 このテストは建設委託会社「リオ・マイス」とリオ市の管轄のもとで行われており、アリーナ・カリオカ1、2、3は、乳がん撲滅、啓発活動のため、10月末まで毎晩ピンク色に照らされる。
 工事の遅れが心配されたオリンピック・パークだが、現在の完成率は90%だ。アリーナ・カリオカでは、五輪6種目、パラリンピック4種目が開催される。
 オリンピック・パークに建設中の施設七つは、五輪終了後も教育関連施設、社会政策施設、イベント会場として利用される。例えば、アレーナ・カリオカ3は大会後、1千人規模のスポーツ奨励型の全日校として利用される予定だ。(19日付フォトス・プブリカス、リオ五輪・パラリンピック公式サイトなどより)