20日午前10時より、リオ五輪チケットが五輪公式ウェブサイト(ingressos.rio2016.com)で発売されたが、人気種目は30分と経たずに売り切れたと20日付伯字サイトが報じた。
今回の販売は第1、2次抽選販売時に売れ残った分と予約されたまま支払いがされなかった分の再販売で、総計200万枚分のチケットが先着順で販売された。
12分で売り切れた開会式始め、閉会式、男子サッカーと同バスケットボールの決勝、陸上男子100メートル決勝などの人気チケットは30分以内に売り切れ、男子200メートル決勝や400メートルリレーなども1時間後には完売した。
申し込みが殺到したため、ネット回線の遅れに歯がゆい時を過ごした希望者も多かった。「取れていたはずなのに購入手続きに延々待たされて、ページが進んだと思ったら取れていたチケットが売り切れ表示。信じられないよ」などの声がネット上にはあふれた。
今年前半に2回に分けて行われた抽選では450万枚分が売り出され、520万枚分の申し込みがあったが、特定種目に人気が集中し、購入済みは230万枚分のみ。チケットは種目、日付、時間、組み合わせ毎に「セッション」という単位で売られ、697セッション中、181セッションが抽選で完売。再販売されているのは518セッションだ。
購入には、サイトにアクセスし、アカウントを作成することと、Visaのクレジットカードが必要となる。
60歳以上の半額割引は全ての席種に適応されるが、学生、身障者の半額割引は、各セッションの最低価格帯のチケットにのみ適用される。