先日の日曜、サンパウロ市の目抜き通り、パウリスタ大通りが歩行者天国化されたので訪れた。少し気温が低かったが、家族連れなどが繰り出し思い思いの休日を楽しんでいた。
自転車と歩行者がぶつからないように誘導員がいたが、反対車線にはいない。どうしてか聞いてみると「本当だ。でも始まったばかりだしこれからだんだん良くなるから」とウィンクされた。
お得意の「走りながら考える」式の対処法、そもそも日曜歩行者天国は推進のサンパウロ市政と待ったをかけたいサンパウロ州検察局の見解が見事に分かれており、法的根拠が乏しい。
良く言えば臨機応変、悪く言えば朝令暮改のお国柄、折角の歩行者天国もいつ突然終了してしまうか分からない。
ただ賑やかに楽しむ事にかけては一流なのもこの国、音楽、パフォーマンスと道路を広々使って楽しませ、見飽きる事がない。親しい人と早めに訪れてみては。(規)
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