沖縄出身の夫婦が営む東洋街のカラオケ居酒屋「ちから」が、9月末から閉店している。夫婦が永住帰国したためで、常連客は「もうブラジルには戻ってこないかも。再開の可能性はすごく低い」と寂しげな声。2012年にはスナック酒場「つがる」も店じまいしており、かつてあった東洋街の活気も薄れつつあるのは寂しい限りだ。
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外務省外交史料館が、外交120周年を記念し今月13日から来年3月末まで、「日本とブラジルの120年」と題した特別展示を開催中という。修好条約の批准書や笠戸丸の移民名簿、移民募集のポスターなどが展示されるようだ。節目の年にこうした情報発信は必要だが、本当なら120周年を迎える事前行事として、昨年の今頃開催した方が良かったのでは? 詳細は以下(www.mofa.go.jp/mofaj/ms/da/page25_000158.html)まで。
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