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未成年者の顔に20発=消防士殺害容疑で報復か

 サンパウロ州海岸部のサンヴィセンテ市のジャルジン・リオ・ブランコ区で11日夜、5日に起きた消防士殺害事件に関与したと思われる16歳の少年が、顔面に20発を浴びて死亡しているのが見つかった。
 消防士殺害が起きたのは今月5日で、サントス市内の消防署で6年間働き、4カ月前に退職したジルマル・ロドリゲス・デ・ジェズス氏(45)が、家族と共に経営していたラン・ハウスの前で武装した3人組に襲われた。ジェズス氏は市内の病院に運ばれたが、助からなかった。
 警察が同件の犯人を捜す中、唯一、容疑者として名前が上がっていたのが今回殺された少年だった。警察によると、少年の顔面には20発以上の弾が撃ち込まれていたという。
 警察は遺体発見現場周辺の防犯カメラの映像を解析する予定だが、現時点では、消防士殺害事件の残る犯人2人も、少年殺害事件の犯人も特定できておらず、逮捕者は出ていない。(12日付G1サイトより)