12日にアルゼンチンの首都ブエノス・アイレスのモヌメンタル・スタジアムで行われる予定だったサッカーW杯南米予選の、ブラジルセレソンの対アルゼンチン代表戦は、この日、同市に朝から延々と激しく降り続いた雨で、1日順延されるという、異例の事態となった。サッカー・ファンとしてはもどかしいところだが、同スタジアムのグラウンドはどこを見渡しても大きな水溜り続きで、強行して試合を行えば選手の怪我の方が心配されるレベルだった。この順延が今後、この両チームにどう影響するか。また、17日に行われるペルー戦は予定通りに行うが、休憩日の短縮による疲れも気になるところだ。
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ブラジルで最初のエボラ熱感染者か否かと注目されていたミナス・ジェライス州の46歳男性は、検査の結果、「陰性」であることがわかった。この男性はアフリカのギニアを経て今月6日にベロ・オリゾンテ市に着いたが、2日後に高熱を出したため、同市の病院で隔離され、11日にリオの国立感染症研究所に送られて検査を受けた。男性は熱もなく、マラリアと診断された。研究所の医師によると、エボラ熱にマラリアと同時進行でかかる可能性は少ない。
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州立会計検査院(TCM)は11日、サンパウロ市における向こう20年のバス運営企業を決める入札を10日間差し止めた。それによると、入札に参加している企業に関し、合計で40点もの疑問点が浮上しているという。同入札では来週にも落札企業が決まるはずだったが、昨今、汚職がなにかと目立つご時勢。しっかり決めた方が良いか。