亜国邦字紙『らぷらた報知』12日付けによれば、メキシコの刑務所から7月に脱獄した麻薬組織首領ホアキン・グスマン受刑者が、アルゼンチン南部パタゴニア地方の山間部に潜伏している可能性があるとアルゼンチンの治安当局が6日に発表したという。「チリに向けて、アンデス山脈の国境を抜けようとしているとの情報がある」とし警戒態勢を強めた。チリ内務省は亜国当局との連携を強め、「存在が確認されれば、即座に身柄を拘束する」と警戒を強めていると報じられている。かつて大列車強盗犯の英国人ロニー・ビッグスがリオに潜伏していた話は有名だが、〃麻薬王〃も南米か。
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90年代初めに当地のマンガ・アニメ文化の起爆剤になった「聖闘士星矢」。その最新テレビゲーム「ソルジャーズ・ソウル」南米版のキャラクターの声は、テレビ放送でポ語吹き替えをしている声優が、そのまま担当しているのだとか。日本のゲーム作品が北米用で英語対応するのは、よくあることのようだが、ポ語では珍しい。ジェトロの調査によれば、ブラジルのテレビゲームのソフト市場は4億ドルを越えるそうだから、日本側の歩みよりも当然か。とはいえ任天堂がブラジルから撤退したことは記憶に新しい。マンガ・アニメ人気に便乗した方策だけに、効果も期待できそう?!