きょう20日は「コンシエンシア・ネグラ(黒人の意識高揚の日)」にあたり、ブラジル内の多くの市は休日となっている。人種問題はここ数年、非常に重要な意味を持っている。それは、サッカーの試合中の黒人選手への罵声や、黒人の有名人に対するネット上での中傷など、テレビでも取り上げやすく、子供にもわかりやすい話が話題になっているせいもあるが、差別が依然厳しく残る地域での痛ましい暴力犯罪が続いていることなども忘れてはならない。また、ブラジルや黒人に限ったことでなく、先日のパリでのテロで、種々の差別が生み出す代償の大きさを世界中が痛感したばかりでもある。考える機会になる一日となってほしい。
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きょう20日からは3連休ということで、車で遠くまで出かける人も少なくないだろう。20日の自動車道のピークは、内陸方面行きだとヅットラ街道、アニャンゲーラ、カステロ・ブランコ、レジス・ビッテンコート、フェルナン・ジアスの各道で、朝の6、7時から13時くらいまで、海岸方面行きはアイルトン・セナ、タモイス、アンシエッタの各道で8時から昼過ぎくらいまでとなっている。連休中は強いにわか雨も予想され、注意が必要だ。
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連休中の公共機関の営業状況は、銀行、デトラン、ポウパ・テンポは3日間とも休業。市営市場はだいたい営業だが、きょうだけは場所によって確認の必要あり。病院は3日とも開いているが、AMAの特別診療科はきょうのみ休み。ポスト・デ・サウーデは3日間とも休業になる。郵便局は公式な発表がなく、確認が必要だ。