ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 国際エミー賞=グローボ局2作品が受賞=常連局の面目躍如

国際エミー賞=グローボ局2作品が受賞=常連局の面目躍如

 23日、ニューヨークで、アメリカを除く全世界のテレビ番組を対象とした「国際エミー賞」の授賞式が行われ、ブラジルからはグローボ局の番組二つが受賞を果たした。
 ひとつはテレノヴェーラ「インペーリオ」で、グローボ局では昨年の「ジョイア・ララ」に続くノヴェーラ受賞となった。
 「インペーリオ」はグローボの看板ともいえる夜9時台のノヴェーラだが、同時間帯のそれがこの賞を受賞するのは「カミーニョ・ダ・インディア」以来6年ぶりだ。ブラジル最大人気の同時間帯のノヴェーラではここ最近、レコルデ局の「十戒」のリメイク「オス・デース・マンダメントス」に視聴率を抜かれていただけに、この受賞は朗報でもあった。
 また、コメディ部門ではミニ・シリーズの「ドーセ・ダ・マイン」が受賞した。「ドーセ~」は一昨年、主演のフェルナンダ・モンテネグロが主演女優賞を受賞しているから、番組としては今回が2度目の受賞となる。
 両番組の出演陣が授賞式に出向き、喜びの記念写真に応じる姿がブラジルのメディアに出回っている。
 「インペーリオ」の主役のアレッサンドロ・ネロは、現在放送中の9時のノヴェーラ「ア・レグラ・ド・ジョーゴ」にも主演中のため、ブラジルを離れることができなかったが、24日朝、グローボ局の朝のバラエティ番組「エンコントロ・コン・ファッチマ・ベルナルデス」で、「僕たちはみんな喜んでいるよ。ブラジルの作品があらゆる世界の作品と賞を争っているのを見るのは痛快だよ。そんなすごいことをしていただなんて、撮影しているときには夢にも思わなかった。すごく誇らしいね」と語った。
 また、授賞式に立ち会ったグローボ局チーフディレクターのカルロス・エンリケ・シュローデル氏は、「私たちがこの素晴らしい国際コンペティションで栄えある勝利を飾ることができたのは、背後で私たちを支えてくれたグローボの従業員たちのおかげ」と局に最大限の賛辞を送っていた。(23日付、24日更新のG1サイトより)