リオのサッカーチームに、元Jリーグ選手のインタビューを申し込んだ。1カ月前に連絡すると、「1週間前にまた連絡を」と言われ、1週間前には「この週末に」・・・。
週末にも返事が無く、正式OKの返事をもらえぬまま、依頼していた日の前日夜にメールで「明日は後援企業と会食だから無理」と連絡が来た。一縷の望みを持ち、リオ行きの夜行バスに乗る直前の事だった。
来年のリオ五輪、日本メディアは当地のこうした事情にどう対応するのだろう―と不安になった。取材予約の時に、罰則規定つきの契約書を交わすわけにもいくまい。だが、そうでもしなくては、土壇場キャンセルが日常的に起きる。
五輪開幕は8月5日。7月から現地入りし、8月末まで余裕を持って当地に滞在しても、「予定のインタビューの半分がこなせれば上出来」の心構えが必要か。(規)