ブラジルで人気の数字選択式宝くじ〃メガ・セナ〃は、1から60までの数字を六つ選択し、全部当たれば当選というものだが、当選者が出ないと賞金が次回に繰越される。週に2回のこの〃くじ〃で10回連続当選者が出ず、繰越の当選金額が2億レアル(およそ64億円)に膨れ上がった事で、ちょっとした騒ぎになっている。前回21日の抽選後から街角の宝くじ売り場は行列が引きも切らず、抽選日の25日は駆け込みでくじを購入しようとする客が終日列をなした。
客の中には、9万5千レアルをつぎ込み、自ら選んだ19個の数字から考えられる数字6個の組み合わせの分として、1万5千口を買った人もいる。この時は、2台の発券機が14時間もフル稼働し、彼のくじを発行した。
購入は25日午後7時に締め切られ、抽選はその1時間後の8時に行われる。
1口買った場合の当選確率は5千万分の1だが、1万5千口買うと、当選確率はおよそ3333分の1となる。
メガ・セナを主催する連邦貯蓄銀行(CEF)によると、当選金額2億レアルは、年末の特別くじと同じ水準だ。
当選が1人だけだと賞金は独り占めとなるが、当選者が複数出た場合は頭分けになる。
メガ・セナは25日ブラジリア時間の午後7時まで、全国の宝くじ売り場で購入できる。数字6個だけの場合は1口3・5レアルだが、上限の15個を1度にかけようとすると、それだけで1万7517・50レアルとなる。(25日G1サイトより)
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