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世銀総会で植林活動報告=オイスカ・ブラジル総局

報告するオイスカ関係者

報告するオイスカ関係者

 農村開発や環境保全を行なう日本のNGO「オイスカ・インターナショナル」(中野良子総裁)が10月8日、リマで開催されていた国際通貨基金(IMF)と世界銀行の合同年次総会で事業報告と青年フォーラム構想を発表した。
 東日本大震災で被災した宮城県名取市での植林事業のほか、オイスカ・ブラジル総局が2000~06年、サンパウロ州ジャカレイのコチア農業学校で実施した南米8カ国の農業後継者への農業・植林研修や、サンパウロ市チエテ・エコロジコ公園内での植林事業「21世紀の森(日伯友情の森)」に関し、10万本を植林した成果を報告。
 同地で10月に始まった第2弾の計画や、11月下旬にインドで開催した青年フォーラム構想についても発表した。
 今総会には中野総裁代理として渡邉忠副理事長始め、ブラジル総局の栗田クラウジオ理事らが出席し、ペルー日系人協会などを訪問。リマ市内の日本大使公邸で催された歓迎パーティーにも招かれ、麻生太郎副総理や株丹達也駐ペルー日本国大使らにも発表の成果を報告した。