ドル高やインフレ高騰でナタル(クリスマス)の食事が昨年比10%は高くつき、消費者が規模や食材の銘柄見直しの必要に迫られている。
ナタルの食材は毎年値上がりしているが、12月半ばに5・44%高騰と出た昨年に対し、今年は11月上旬にパネトーネ8%、七面鳥や鶏肉は7%など、平均10%高騰との予想が出た。栗やクルミ等の輸入品は約30%、オリーブ油やワイン、干ダラ、発泡酒なども12~24%値上がりしている。
3日付エスタード紙によれば、ワインなど10品を最高級品で揃えた場合は433・77レで、伝統的な会社の商品だが一ランク下がる品で揃えた場合の264・63レより64%高かった。価格差最大はシャンペンの232・16%で、干ダラも120・5%。ロースハムは同社の銘柄違いで87・6%違うなど、購入前の調査が必要だ。
代替品使用への抵抗が大きいのはパネトーネの61%。七面鳥の鶏肉への代替は50%が考え、38%の人はパーティの規模縮小を考えている。
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