聖南西教育研究会主催の「青空スポーツ教室」が先月21日、サンパウロ州ピラール・ド・スール文化体育協会において開催された。同地区の日本語学校に通うスポーツ好きな13~17歳の生徒38人が参加し、他校生徒との交流が行われた。
同文協の運動場と体育館を利用し、「漢字ペア作り」や鬼が増える鬼ごっこ「ペア増え鬼」、「タグラグビー」、「陣取り」などを楽しんだ。
午後3時半に全プログラムが終了。全力で走る必要のある競技ばかりだったが、閉会式では生徒たちの顔に充実感溢れる笑顔が広がっていた。
今年初参加のピラール・ド・スール日本語学校の宗ゆきさん(13)は、「参加する前は恥をかくのではないかととても怖かった。でも参加したのはこれが初めてだけど、気持ちが少し変わった。新しい友達もできたしとても楽しかった」と笑顔で話した。
ソロカバ市のUCENS日本文化センターで教諭を務める則政友紀さん(JICA青年ボランティア)は、「帰りのバンの中でみんなとてもいい顔をしていた」と喜びを語った。
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