言葉の意味は「人から何かを得て、それと引き換えに別のものを与える」と云うことですから、「取り引き」「交換」と云う風に訳せます。しかし実際には「政治的取り引き」とか「怪しい意図を含んだ取り引き」に使われるようです。
先週ジウマ大統領の罷免請求(IMPEACHMENT)がクーニャ下院議長により受理され、議会で審議されることになりました。
一方、クーニャ議長自身の罷免を要求する案も正式に上程され審議されます。
それで俄然、このBARGANHAと云う言葉がマスコミ(新聞・TV)を賑わすことになりました。
クーニャ氏側はズット前から提出されていた10件以上のジウマのインピーチメント(TVではインピーチマンと聞こえます)を審議しないよう抑えており、その代わりに不正行為ありと既に訴えられている自分自身の罷免のほうも「政府与党で抑えてくれ」と工作してたのでは(?)と思われていたからです。
それが先週、突然のこの爆発です。舞台の主役が個性豊な行政のトップと下院の代表ですから、皆目を丸くして見ています(BARGANHAが出来なかったのかな?)。
現在、ジウマさんもクーニャ氏も互いに相手を罵り合っているところですが、さてこの大喧嘩、どう決着がつくのでしょうか? 〔こまがた〕
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