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笑顔が溢れる電飾バス=サンパウロのナタルを彩る

 サンパウロ市のナタル(クリスマス)恒例行事の一つの電飾バスが走り始めた。
 12月第1週の週末から、週末限定で無料運行される電飾バス40台はサンタクロースが運転。サンパウロ市中央部の観光名所やパウリスタ大通り、イビラプエラ公園を回り、要所要所ではバスを降りてクリスマスの飾りなどを楽しめる。
 サンタクロースが運転する電飾バスは、この時期ならではの喜びや微笑を分かち合うため、平日も一部路線を走る。
 一般路線で運行される電飾バスは通常の料金を徴収するが、政治的、経済的な危機が叫ばれる中でも、サンタクロースに扮した運転手ににこやかに迎えられ、電飾で彩られたバスで帰宅したりする人々の間にはなんともいえない笑顔が広がる。
 ラッパのバスターミナルでの特別イベントは終わってしまったが、サコマン、パルケ・ドン・ペドロ・セグンドの二つのバスターミナルでは、サンタが子供にお菓子を配り、乗客らと一緒に写真に納まったりもするイベントも予定されている。
 その日時は、サコマンが12月11日午後2時~8時、12日午前10時~午後4時、12日午後0時~6時の3回。ドン・ペドロは、18日午後2時~8時、19日午前10時~午後4時、20日午後0時~6時の3回だ。
 また、8日と9日の午後5時からは、市警備隊(GCM)の楽団がグラジャウーとカンポ・リンポのターミナルでクリスマスソングを演奏。 
 郵便局の合唱団も、12日はラッパ、14日はカペリーニャ、16日はサポペンバ、18日はバンデイラの各ターミナルで午後5時から、市の歌劇合唱団(コラル・リリコ)も、15日はサコマン、16日はメルカード、17日はドン・ペドロ、18日はサコマンの各ターミナルで午後5時から、クリスマスソングを披露する。(3日付ブログ・ポントデオニブスなどより)