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会場の様子
会場の様子

少年少女ら練習成果競う=全伯珠算大会に182人

 ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)は10月4日、サンパウロ天理会館ホールで「第57回全伯珠算選手権大会」を開き、182人の選手が1年の練習の成果を競った。
 午前9時に開会式が行われ、参加校の紹介と両国歌斉唱の後、斉藤会長が挨拶した。来賓を代表して板垣勝秀ブラジル日本語センター理事長が選手を激励。全国珠算教育連盟理事長杯と同支部長杯返還式が行われた。
 Cクラス(七~十級)から競技が開始され総合問題(見取暗算、乗算、除算、見取算)、フラッシュ暗算、読上算、読上暗算と続いた。
 続いて、今年からEクラスと統合されたDクラス(十一~十五級)の競技が開始。競技後に選手らは表彰を受け、午前の部が終了した。
 午後はA(段位)、B(一~六級)両クラスの競技ほか、各杯争奪戦があった。矢野のりゆきグスターヴォくん(平成学院)が加藤福太郎杯を、松下じゅんじイアン君(平成学院)が加藤ジョエル杯を獲得した。
 全国珠算教育連盟ブラジル支部長杯は小島りえレチシアさん(アルファベット校)が獲得。全国珠算教育連盟理事長杯は、玉栄大介ヴィトルくん(平成学院)に贈られた。
 閉会式で斉藤会長は、選手達の健闘に敬意を表し、父兄、教師、ボランティアに労いの言葉を送った。各カテゴリー一位は次の通り(敬称略)。
 ▼段位・玉栄大介(平成学院)▼一級=池崎たいようドウグラス(同)▼二級=柿本エドゥアルダ(バストス)▼三級=矢島かいたエドゥアルド(同)▼四級=高橋まゆみベアトリス(テレーザ校)▼五級=藤原なおみジュリアーネ(アルファベット校)▼六級=志太マテウス(バストス)▼七級=小島りえレチシア(アルファベット校)▼八級=ラウラ・ブラガンサ・オリヴェイラ(同)▼九級=伊藤マリナ(ピオネイロ校)▼十級=アンドレ・ルイス・ネーヴェス(カホン沖縄学園)▼十一級=ライス・カルドーゾ(サンチスタそろばん教室)▼十二級=グスターヴォ・ペレイラ(テレーザ校)▼十三級=浜本ひできロジェー(アルファベット校)▼十四級=中谷だんアレックス(OEN)▼十五級=宝りかガブリエラ(平成学院)