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デウシジオ上議=報奨付供述に応じるか=供述内容に戦々恐々の政府

 【既報関連】11月25日にラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査妨害容疑で逮捕された政府の元上院リーダー、デウシジオ・アマラル容疑者(労働者党・PT)が8日、弁護士のアウグスト・フィゲイレド・バスト氏と契約したと9日付エスタード紙が報じた。
 デウシジオ容疑者は、年内の出獄を視野に、報奨付供述を行うものと見られる。同容疑者の供述内容によっては、ジウマ政権は新たな危機を迎えかねず、PTやルーラ前大統領も、供述の内容や捜査の行方への懸念している。LJ事件で逮捕され、5月から報奨付供述を始めたUTC社のリカルド・ペッソア被告の手帳には、13~14年にデウシジオ容疑者と28回の会合を持った事が記されている。
 デウシジオ容疑者は11月に、「03年、ジウマ鉱動相(当時)から、ネストル・セルヴェロー氏のペトロブラス社(PB)国際部長への任命についての相談を受けた」と連邦警察に供述した。同容疑者は「ジウマ大統領とセルヴェロー氏は10年以上の知己で、南大河州の鉱動局長時代から接触を持っていた」事も強調した。なお、大統領府は同供述の内容を否定している。
 フィゲイレド・バスト弁護士は報奨付供述に定評があり、PB絡みの贈収賄などを扱うLJ作戦では、闇ブローカーのアンドレ・ユセフ被告をはじめとする複数の被告の弁護も担当している。
 デウシジオ容疑者は、連邦検察庁の要請を受けた最高裁の決定により、11月25日に逮捕された。決め手はネストル・セルヴェロー被告の息子が録音していた、同容疑者とセルヴェロー被告の弁護士ら計4人による、LJ作戦妨害のための会話だった。

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