12日午前、サンパウロ市東部モッカ区ジャヴァリー街にあるロドルフォ・クレスピ伯爵競技場で、サッカーチーム、ジュヴェントスは、サンパウロ市に本拠を置くビッグクラブと肩を並べる事となる。
「いたずら小僧」(ジュヴェントスがマスコットにしている子供の愛称)が、自らのチーム名を冠した駅を手に入れるのだ。そのお披露式典には、サンパウロ州知事のジェラウド・アウキミン氏も出席する。
サンパウロ都電公社(CPTM)10号線、モッカ駅はこの日から、ジュヴェントス・モッカ駅となる。これにより、サンパウロ市に本拠を置くほぼ全てのサッカーチームは、チーム名を冠した駅を持つ事となる。駅にチーム名が付いてないのは、市内西部のバーラ・フンダ区にあるナシオナルだけとなった。70キロ離れたサントス市のサントスFCさえも駅に名前が冠されている。
サンパウロ市内でサッカーチームの名前がついている駅は、メトロ3号線の両端にあるコリンチャンス・イタケーラとパルメイラス・バーハ・フンダ、1号線のポルトゥゲーザ・チエテ、2号線のサントス・イミグランテスがあり、4号線のサンパウロ・モルンビー駅は現在建設中だ。
スポーツにまつわる名前が付いているのはもう一つある。メトロ1号線にある、F1ドライバー、アイルトン・セナの名前を冠した、ジャルジン・サンパウロ・アイルトン・セナ駅だ。
式典の中でジュヴェントスは、サンパウロ州選手権2部を戦う来年のユニフォームを発表する。このユニフォームは、91年の歴史を持つ同チームの懐古風デザインとなっている。式典は一般公開され、入場料の代わりに、新品の玩具か、1キロの保存食、1キロの衛生用品の寄付が求められている。(11日付espnサイトより)
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