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CPTM=倒木事故で4時間止まる=9号線が両方向で4時間行き止まり

 サンパウロ都電(CPTM)で17日早朝、線路上に木が倒れ、運行が数時間止まる事態が生じた。
 現場はサンパウロ市西部から南西部にかけて走るCPTM9号線で、午前4時45分頃、終点のグラジャウー駅とその手前のプリマヴェーラ‐インテルラゴス駅間の線路上に木が倒れ、両駅間は両方向とも運行不能となった。
 倒木は一見、車両を直撃したかに見えたが、車両そのものには影響は出なかった。ただ、線路上に引かれた電線の一部でショートが起き、倒木の除去のために電源を切らなければならなかったため、除去作業は午前7時過ぎにやっと始まった。倒木によって停車した車両の中にいた乗客らは、約40分後に車外に出ることがゆるされた。
 グラジャウー~インテルラゴス駅間の利用者は臨時の振り替えバスを利用せざるを得ず、長蛇の列ができた。インテルラゴス駅より北側にある駅での電車の運行は継続されたが、インテルラゴス駅前では、復旧が遅れたことに腹をたてた利用者がバリケードを築き、警官が駆けつける事態も起きた。
 倒木の撤去は午前9時20分頃に完了したが、ショートが起きて電線が傷んだ側の線路は使用できず、先の2駅間は片側運行となった。グラジャウー~ジュルバトゥーバ駅間は、午後になっても徐行運転が続き、停車時間も長かった。
 CPTMはサンパウロでは地下鉄よりも長い歴史を持つ鉄道路線で、中央から北西に伸びる7号線や西に伸びる8号線、東に伸びる11、12号線、ブラス駅からABC地区に伸びる10号線は駅や車両の老朽化が目立ち、車両事故による停車も頻繁に起きている。
 一方、繁華街のピニェイロスや中流住宅地のモルンビー、インテルラゴス・サーキットなどを結ぶ9号線は、CPTMの中では比較的、事故は少ない方だ。
 サンパウロ市は夏になると大雨や強風に伴う倒木が多い都市としても知られており、本格的な夏に突入するにあたり、こうした事故が増えないかが懸念されてもいる。(17日付G1サイトなどより)

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