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寄付金4万レを2団体へ=五木ひろし慈善ショー

池田さん(中央)と関係者の皆さん

池田さん(中央)と関係者の皆さん

 文協会長室で11日午前、先月行われた五木ひろし慈善ディナーショーの収益による寄付金が、老人ホーム「憩の園」と社会福祉法人こどものそのに贈呈された。
 ショーを主催した池田マリオさん、老人ホーム「憩の園」の吉安園子会長、社会福祉法人こどものそのの頃末アンドレ理事長、後援した文協の呉屋春美会長、ニッケイ新聞社の高木ラウル社長、ショーで料理を出した小池信シェフらが出席した。
 寄付金の内訳は、売上げ約11万1千レアルから支出約3万レを引いた約8万1千レ。この金額を2等分して、およそ4万500レずつが両団体に贈られた。
 寄付金を手渡した池田さんは、「日本の歌手を呼ぶ企画を行なったのは生まれて初めて」と語り、「本当はもっと多くの団体に寄付したかったのだが」と反省点も述べた。
 吉安会長は、「憩の園で五木さんが歌ってくださり、園のお年寄り達は大変感激しておりました。これも皆様の御厚意によるもの」と感謝の言葉を述べた。
 頃末理事長は「今年は特に不景気で、どの施設もお金が足りない。そんな中でも協力してくれた方々と、入場券を買ってくれた皆様に感謝します」と話した。
 呉屋会長は「今回、一番働いてくれたのは池田さん。慈善ディナーのチケットが無事に完売して本当に良かった」とショーの成功を喜んだ。