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箱を開けたらビックリ仰天=アイフォンではなく煉瓦届く

 サンパウロ州サンジョゼ・ド・リオプレット市に住む心理学者のタリタ・デ・ソウザ・リマさんが3千レアル以上払い、インターネット通販でiPhone6を買ったが、届いた箱の中身はレンガだったという事件発生と22日付G1サイトが報じた。
 タリタさんによると、買ったのは先月で、購入先は家電製品のチェーン店のカーザス・バイーアだった。盛んに広告もしている信頼度の高い店だったので、レンガが出てきた時は驚いたという。「送られてきた箱を持った瞬間、重すぎて絶対に携帯電話じゃないと気付いた」と語る。
 箱を開ける過程を撮影する事にした。「私も、マンションの門番も、郵便局の配達人も、誰も箱を開けていません。箱を開けてiPhoneを取り出し、レンガを詰めてから、『ほら、レンガが入っている』と言っているのではないことを証明するため、開ける過程を撮影しました」という。
 タリタさんはレンガを受け取った後、すぐにカスタマーサービスに連絡するなど、12月の初めから、正規の製品を受け取るためにいくつもの手順を踏んだ。
 「高価なiPhone6が届くのをずっと楽しみにしていたから、だまされたという思いが募り、落胆も怒りも大きい。正規の製品を手に入れるために行った苦情の手順は全て明白、早く払った額に見合う製品を届けて欲しい。これは私の正当な権利」と語る。
 彼女がiPhone6を購入した、カーザス・バイーアでは、「不始末の起こった原因を調査中で、数日中にタリタさんの手元にiPhone6が届くよう、既に発送手続きを行った」との声明を発表し、さらに謝罪と原因追求に務めることも申し出た。