クリスマスから週末にかけてもサンパウロ州では雨が目立った。これにより、28日午前9時現在、カンタレイラ水系の水位は28・6%まで回復した。同水系は昨年、2段階にわたって未開の水域からの取水を認め、29・3%分の水を得たが、それを完全に取り戻すまであと0・7%にまで迫った。今月は1日平均0・3%ポイント水位が上昇しているため、今のペースで上がり続ければ大晦日もしくは元旦に脱出ということになる。数カ月前は「4月に脱出か?」と言われていたところが一気に早まって、ここまで来た。あとは雨季のうちにしっかり雨が降り、未開水域なしでも大丈夫になることを望みたい。
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21日に火災にあったルス駅は、以来、同駅でのCPTM7号線、11号線の運行を見合わせる状態が続いている。当初は「遅くとも28日までには再開か」と言われていたが、それが今や「30日までには」と先延ばしとなり、場合によっては年内再開が難しくなるかもしれない。それまでは、7号線、11号線の利用者がルス駅につくには、前者がバラ・フンダ駅、後者がブラス駅で地下鉄1号線に乗り換え、3号線に乗り換えるという面倒を強いられるが今しばしご辛抱を。
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クリスマス休暇からの帰りで、27日はサンパウロ市を結ぶ高速道は大混雑を記録。カステロ・ブランコで23キロ、イミグランテスで21キロの渋滞を記録したほか、各地で長い行列となった。だが、これが終われば、今度気になるのは元旦を挟む休みのラッシュだ。もうその動きは今日にも起こり、市外方面は1日中渋滞とか。ご苦労さま。