ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)とブラジル日本語センター(板垣勝秀理事長)は20日、サンパウロ市のブラジル広島文化センターで『第36回スピーチコンテスト』『第9回弁論大会』を開催した。弁論大会はタボン学園(サンパウロ州タボン・ダ・セーラ市)の本田稔さんが1位となり、副賞の日本往復航空券を獲得。同学園から2年連続で ...
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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第2回=終戦直後のベストセラー
サンパウロ州公文書館(Arquivo Público do Estado de São Paulo)でDOPSの岸本調書(10590)を調べたところ、1957年5月21日付けの判決文があった。岸本への容疑は「ブラジルを攻撃し、人種対立を刺激し、日本人の孤立を促進する内容の本を刊行して国益を害した」であり、《帰化権を剥奪した上で ...
続きを読む »11日に記念フェスタ=ルーテル教会50周年
サンパウロ日系福音ルーテル教会(徳弘浩隆牧師)が創立50周年を記念し、10月11日午後4時から同教会(Rua Pandia Calogeras, 54, Liberdade)で記念フェスタを開く。午後9時半まで、入場無料。 日本移民の心のケアを目的に、本部スイスと米、ブラジルのルーテル教会が資金を出し合い、50年前に設立された ...
続きを読む »『蜂鳥』
句集『蜂鳥』326号が刊行された。 「蜂鳥集」より3句、「早春の明るき部屋に招き猫」(青木駿浪)「巣ごもりのケロケーロさけ耕せり」(酒井祥造)「後絶たぬ世の争ひや終戦忌」(上田ゆづり)。「旅吟 リオの遠景」(関山玲子)、「移住船の思い出」(富岡絹子)、「消えゆく日本語」(五味国夫)ほか。
続きを読む »かるた会定例会、4日
コロニアかるた会(橋浦行雄代表)が4日昼12時半から、鳥取交流センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323, Saude)で定例会を開く。会費は一人5レアルで一品持ち寄り。
続きを読む »大耳小耳
沖縄県公式HPの「海外沖縄県人会名簿」によると、その数は88団体に上り、欧州、オセアニア、アフリカにまで及んでいる。移住者の多かった北米では子弟たちが中心となり、なんと53団体が結成されている。興味深いことにブラジルは名簿上、県人会本部とカンポ・グランデ支部の2団体のみ。北米はバラバラに活動しているので登録数が多く、ブラジル ...
続きを読む »死線を越えて―悲劇のカッペン移民=知花真勲=(9)
しかし、言葉もうまくできないし、事情もつかめず、商売のやり方もままならず、結局やめて別の食品店に転業した。それもうまくいかず途方にくれているうちに、やはり自分は自分の「ティージェーク」で身を立てるしかない、ということで看板屋をはじめることにした。 こうしてビラ・カロンのアベニーダに開店した。開店まもない頃、カンポ・グランデから ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(43)
博打と拳銃 ところが、この斉、町では博打ばかりしていた。70コントス負け、兄から貰った20アルケーレスの土地を渡してしまった。後年のことになるが、サントスへ行って400コントス負けたことがある。が、顔色一つ変えず小切手を切った。相手の方がオロオロしてしまった。もっとも一方で、1千コントスで買ったカフェザールを、右から左へ倍額で売 ...
続きを読む »オーリャ!
インターネットを使ったテレビ電話が一般化し、語学学習のあり方も変わってきた。最近サンパウロ市の語学学校CNAが興味深い授業を始めた。英語を学びたい生徒が、米国の老人ホームの高齢者とテレビ電話で話すのが特徴だ。 通常のネット語学学習には見られない、心のつながりが上達の秘訣だという。お年寄りには孫のような話し相手が、生徒には温かく ...
続きを読む »「平和をつくる者は幸い」
フランシスコ法王の米国訪問は、27日開催のフィラデルフィアでのミサで終わった。飛行機に乗り込む直前の別れの挨拶では、9・11を記念したグランド・ゼロ訪問が最も感情をゆすぶったと語ったという▼米国の前にキューバを訪れた際のミサの中では、コロンビア政府と同国革命軍に和解を呼びかけたため、双方の間の和平合意が大きく進展した。それに、 ...
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